８０日間世界一周

以前から気になっていたけど読まずに放置していた本のひとつ。

最近またふと気になり出して読み始めた。
読み始めたら止まらなくなった。

「八十日間世界一周」　ジュール・ヴェルヌ作

内容は、イギリス人資産家による世界一周旅行の話。
彼は、自分の名誉のために全財産をかけて８０日間の旅に出る。
途中、数々の問題に直面するが、強い意志と行動力と財力とで乗り切っていく。


財力で乗り切る部分はさすがに“力わざ”すぎるが、
彼の意志の強さと行動力、そして何より誠実さには心打たれるものがある。
８０日間の旅の話だが、読んでいると「人としての正しい生き方」を
教えられてるような気になる。


彼にとっては、単に自分の名誉を賭けた旅のはずだったが、
旅を終えたときに手に入れたものは、
旅立つときには全く予想もしていなかったものだった。

きっと、人生もそういうものなんだと思う...。

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